例外処理
例外発生時の処理を指定する
try ~ catch ~ finallyでは、例外が発生した場合の処理を指定することができます。
try
{
例外発生の監視対象となる処理;
}
catch (例外の種類)
{
指定した例外が発生した場合の処理;
}
// 監視したい例外数分catchを記載
finally
{
例外発生有無に関わらず実行される処理;
}
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、try ~ catch ~ finallyの動作をコンソールに出力します。
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int a = 2; int b = 0; try { a /= b; } //0による除算が行われた場合の例外 catch (DivideByZeroException e) { Console.WriteLine(e.Message); } finally { Console.WriteLine("例外チェック終了"); } |
tryに記述した式で、0による除算が行われた場合は、例外メッセージを出力する処理です。
上記を実行した結果がこちらです。
実行結果
Attempted to divide by zero.
例外チェック終了
実行結果がコンソールに出力されました。
0による除算が行われたことで、例外が発生しているのがわかります。
以上が、例外処理を行う「try ~ catch ~ finally」の使い方です。
ぜひ参考にしてみてください。