基本

[VB.NET] 配列の使い方

配列を使用する

配列を作成してから値を入れて使用する

配列とは、複数の同じ型の値をあつめて一つの変数とすることを指します。
配列のメリットは、同じ型の変数を複数定義しなくてすみ、コードの可読性を上げることができることです。

まずは、あらかじめ要素数のみ決めた配列を定義し、使用する方法をご紹介します。

Dim 配列名(最後のインデックス番号) As 型

それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、配列の中身をコンソールに出力します。

上記を実行した結果がこちらです。

実行結果

1
2
3

実行結果がコンソールに出力されました。

Integer型で最後のインデックス番号が2(インデックスの始まりは0であるため、要素数3)のリストに値を入れ、それぞれがコンソールに出力されているのがわかります。

このように、定義時に指定する数は要素数ではなく、配列の最後のインデックス番号(要素数 – 1)であるため注意が必要です。

 

配列作成時に値を入れて使用する

配列に代入する値が決まっている場合は、定義時に指定することが可能です。

Dim 配列名() As 型 = { 値1, 値2, 値3 }

それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、配列の中身をコンソールに出力します。

上記を実行した結果がこちらです。

実行結果

1
2
3

実行結果がコンソールに出力されました。

定義時に指定した値が左から順に出力されているのがわかります。
配列に代入する値が決まっている場合は、こちらの記述のほうがコードがスッキリするためおすすめです。
 
 
以上が、同じ型の値をまとめて一つの変数とする「配列」の使い方です。
使用頻度が高いので、ぜひ参考にしてみてください。