演算子

[VB.NET] 論理演算子 ブール型の演算

ブール型の論理演算

否定演算子

論理否定演算子は Not を使用します。
値がTrueの場合はFalse、Falseの場合はTrueを返します。

Not 値

それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineで、否定演算子の動作をコンソールに出力します。

上記を実行した結果がこちらです。

実行結果

False
True

否定した値がコンソールに出力されました。

 

AND演算子

AND演算子は And または AndAlso を使用します。

違いは以下のとおりです。
 And ・・・ 左辺がFalseであっても右辺を評価する
 AndAlso ・・・ 左辺がFalseの場合右辺を評価しない

値 And 値
値 AndAlso 値

それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineで、And演算子の動作をコンソールに出力します。

上記を実行した結果がこちらです。

実行結果

True ・・・①
False ・・・②
False ・・・③
False ・・・④
右辺を評価しました。 ・・・⑤
False 
False ・・・⑥

処理した結果がコンソールに出力されました。
⑤の場合は左辺がFalseでも右辺のメソッドを実行しているのがわかります。

 

OR演算子

OR演算子は Or または OrElse を使用します。

違いは以下のとおりです。
 Or ・・・ 左辺がtrueであっても右辺を評価する
 OrElse ・・・ 左辺がtrueの場合右辺を評価しない

値 Or 値
値 OrElse 値

それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineで、OR演算子の動作をコンソールに出力します。

上記を実行した結果がこちらです。

実行結果

True ・・・①
True ・・・②
True ・・・③
False ・・・④
右辺を評価しました。 ・・・⑤
True 
True ・・・⑥

処理した結果がコンソールに出力されました。
⑤の場合は左辺がTrueでも右辺のメソッドを実行しているのがわかります。

 

排他的OR演算子

排他的OR演算子は Xor を使用します。
右辺または左辺どちらかがTrueで、もう一方がFalseである場合にTrueとなります。

値 Xor 値

それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineで、排他的OR演算子の動作をコンソールに出力します。

上記を実行した結果がこちらです。

実行結果

False
True
True
False

処理した結果がコンソールに出力されました。
 
 
以上が、論理演算子を使用した判定の方法になります。
ぜひ参考にしてみてください。