指定した桁位置で切り捨てる
数値を指定した桁位置で切り捨てには、TRUNC関数を使用することができます。
ちなみに数値の切り捨てといえば、最も有名なROUNDDOWN関数がありますが、両関数の違いは、TRUNC関数は第2引数を省略できる。ということくらいでしょうか・・・。
なので、特別な事情がなければROUNDDOWN関数の使用を推奨します。(紹介しておいてなんですが・・・)
[Excel関数] 数値を切り捨てる(ROUNDDOWN)指定した桁位置で切り捨てる
数値を指定した桁位置で切り捨てるには、ROUNDDOWN関数を使用します。
それではサンプルを見てみま...
TRUNC関数の動作を確認したい方は以下を読み進めてください。
書式
=TRUNC(数値,[桁位置])
数値 ・・・ 切り捨てる数値
桁位置 ・・・ 切り捨てる桁位置
[] は省略可能な引数
それではサンプルを見てみましょう。
使用例
パターン1,2のように桁位置に0を指定した場合は、小数点第一位で切り捨てられます。
パターン3のように、桁位置に正の値を指定した場合、指定した小数点以下の桁数になるように切り捨てます。
パターン4のようにマイナス値を指定した場合は指定した桁数に合わせて整数部で切り捨てられます。
以上が、数値を指定した桁位置で切り捨てる「TRUNC関数」の使い方です。