検索
今回は、ブックやシート内で、指定した文字列や数字などを検索する方法をご紹介します。
データの量が多くなればなるほど、探したい対象がどこに設定されているかわからなくなります。
そんな時に、今回ご紹介する方法で検索をかければ、対象がどこに存在するのか一目でわかるようになります。
それでは今回は、検索機能の中でも使用頻度が多い「あいまい検索」と「完全一致検索」の方法をご消化します。
あいまい検索
まずは、あいまい検索の方法からご紹介します。
あいまい検索とは「〇〇を含む検索」という意味です。
1.検索と選択
ホームタブの「編集」セクションにある「検索と選択」のアイコンをクリックします。
2.検索を選択
表示されるメニューから「検索(F)」を選択します。
3.あいまい検索
検索と置換ウィンドウが表示されます。
なお、検索と置換ウィンドウは「Ctrl + F」キーでも開くことができます。
どちらか覚えやすい方法で開きましょう。
検索と置換ウィンドウが開いたら「検索する文字列(N)」にあいまい検索したい文字や数字を入力し「すべて検索(I)」をクリックします。
すると、検索と置換ウィンドウの下部に検索結果が表示されます。
今回は以下の表のから「ご」を検索したため「ご」を含むセルである、B3とB7セルが検索結果に表示されています。
なお、検索結果をクリックすることで、対象のセルにカーソルを移すこともできます。
完全一致検索
次に、完全一致検索の方法をご紹介します。
完全一致検索では、指定した言葉のみが入っているセルが抽出されます。
1.検索と選択
ホームタブの「編集」セクションにある「検索と選択」のアイコンをクリックします。
2.検索を選択
表示されるメニューから「検索(F)」を選択します。
3.完全一致検索
検索と置換ウィンドウが開いたら「検索する文字列(N)」に完全一致検索したい文字や数字を入力し「オプション(T)」をクリックします。
すると、検索と置換ウィンドウのオプションメニューが表示されるので「セル内容が完全に同一であるものを検索する(O)」にチェックを入れ「すべて検索(I)」をクリックします。
検索結果が表示されました。
今回は以下の表の商品名「りんご」を検索したため「B3」セルが検索結果に表示されています。
もちろん、検索結果をクリックすることで、対象のセルにカーソルを移すことができます。
以上が、ブックやシート内で、指定した文字列や数字などを検索する方法です。