通貨表示形式の変更
Excelでは、通貨を表示する際の形式がいくつか用意されていますので、今回はその変更方法をご紹介します。
2クリックで通貨の表示形式を指定する
まずは、既に用意されているパターンから選択する簡単な方法をご紹介します。
ドルやユーロなど、よく耳にする通貨単位はこの方法で指定することができます。
1.範囲の選択
通貨の表示形式を変更したい範囲を指定します。
2.通貨表示形式を選択
ホームタブの数値セクション「通貨表示形式」のアイコンの右側の▼をクリックします。
3.表示形式を選択
展開した内容から、目的の表示形式を選択します。
今回は円からドルへ変更しました。
なおこの方法だと、上記画像のように小数点以下2桁が表示されてしまいます。
小数点以下の表示が不要な場合や、桁数を指定したい場合は次に紹介する方法をご参照ください。
詳細な表示形式を指定する
上記で紹介した方法で、希望の表示形式がない場合は以下の方法でより詳細に表示形式を設定することが可能です。
1.範囲の選択
通貨の表示形式を変更したい範囲を指定します。
2.通貨表示形式を選択
ホームタブの数値セクション「通貨表示形式」のアイコンの右側の▼をクリックします。
3.その他の表示形式を選択
「その他の通貨表示形式(M)」を選択します。
4.表示形式の指定
セルの書式設定画面が開き、通貨カテゴリが表示されるので、目的の表示形式を指定します。
なお、通貨単位は「記号」のプルダウンメニューでかなり多くの表示形式から選択することが可能です。
表示形式の指定が終わったら「OK」をクリックします。
以上が、Excelのホームタブの機能を使用した通貨表示形式の変更方法です。