テーブル

[Oracle] テーブルを削除するSQL(DROP TABLE)

テーブルの削除

制約のないテーブルを削除する(基本)

まずは、制約のないテーブルを削除するための基本的な形からご紹介します。

DROP TABLE テーブル名;

それではサンプルを見てみましょう。

上記を実行することで、社員マスタテーブルが削除されます。

 

制約を含むテーブルを削除する

表領域同様、CASCADE CONSTRAINTSを指定することで、削除対象のテーブルに含まれる制約も削除できます。

[Oracle] 表領域を削除するSQL(DROP TABLESPACE)表領域の削除 空の表領域を削除する(基本) まずは、表領域を削除するための基本的な形からご紹介します。 DROP TABL...

DROP TABLE テーブル名 CASCADE CONSTRAINTS;

それではサンプルを見てみましょう。

上記を実行することで、テーブルの削除とともに、制約も削除されます。

 

テーブルを完全に削除する(Oracle10g以降)

Oracle10gより、リサイクルBINという、Windowsで言うところのごみ箱のような機能が追加されました。

つまり、DROP TABLEで削除したらリサイクルBINへテーブルを移動し、そこからいつでも復元できる状態になっているのです。
Windowsでもごみ箱の中でアイテムを選択し、「元に戻す」とすると復元できますよね。

今回は、DROP TABLEでテーブルを削除後、リサイクルBINへ移動せず、完全に削除するPURGEをご紹介します。
これはWindowsで言うとShift + Deleteキーによる、アイテムの完全削除に当たります。

DROP TABLE テーブル名 CASCADE CONSTRAINTS PURGE;

それではサンプルを見てみましょう。

上記を実行することで、テーブル削除時に、制約も含めて完全に削除されます。
 
 
以上が、テーブルの削除「DROP TABLE」の使い方です。
ぜひ参考にしてみてください。