テーブルの削除
制約のないテーブルを削除する(基本)
まずは、制約のないテーブルを削除するための基本的な形からご紹介します。
DROP TABLE テーブル名;
それではサンプルを見てみましょう。
[crayon-678b7d5bf0f9a749191719/]
上記を実行することで、社員マスタテーブルが削除されます。
制約を含むテーブルを削除する
表領域同様、CASCADE CONSTRAINTSを指定することで、削除対象のテーブルに含まれる制約も削除できます。
DROP TABLE テーブル名 CASCADE CONSTRAINTS;
それではサンプルを見てみましょう。
[crayon-678b7d5bf0fa6135083224/]
上記を実行することで、テーブルの削除とともに、制約も削除されます。
テーブルを完全に削除する(Oracle10g以降)
Oracle10gより、リサイクルBINという、Windowsで言うところのごみ箱のような機能が追加されました。
つまり、DROP TABLEで削除したらリサイクルBINへテーブルを移動し、そこからいつでも復元できる状態になっているのです。
Windowsでもごみ箱の中でアイテムを選択し、「元に戻す」とすると復元できますよね。
今回は、DROP TABLEでテーブルを削除後、リサイクルBINへ移動せず、完全に削除するPURGEをご紹介します。
これはWindowsで言うとShift + Deleteキーによる、アイテムの完全削除に当たります。
DROP TABLE テーブル名 CASCADE CONSTRAINTS PURGE;
それではサンプルを見てみましょう。
[crayon-678b7d5bf0fab683400247/]
上記を実行することで、テーブル削除時に、制約も含めて完全に削除されます。
以上が、テーブルの削除「DROP TABLE」の使い方です。
ぜひ参考にしてみてください。