スキーマについて
スキーマとは
スキーマとは、ユーザーがデータベース上に作成したオブジェクト等をまとめて管理するものです。
スキーマはデータベースにユーザーを作成した際に、自動的に作成されます。
また、スキーマ名はユーザー名と同じ名前が自動でつけられます。
ユーザー=スキーマと認識されることが多いのもこのためです。
スキーマのイメージとしては、ユーザーが所有するカバンのようなもので、そのカバンにユーザーが作成したオブジェクト等(スキーマオブジェクト)を格納する。といった感じです。
スキーマオブジェクトへのデフォルトのアクセス権は、スキーマと同じ名前のユーザーのみです。(他のユーザーでも権限を与えれば可能)
なお、ユーザーにつき作成できるスキーマは1つまでとなっています。
まとめ
今回説明したものの関係性をまとめると以下のようになります。
ユーザー >= スキーマ > 表領域等のオブジェクト
スキーマまとめ
・ユーザーが作成したオブジェクトをまとめて管理する単位
・ユーザー作成時に同時に作成される
・ユーザー名=スキーマ名
・ユーザーが作成したオブジェクトを「スキーマオブジェクト」と呼ぶ
・スキーマへのアクセス権は同名のユーザーのみ
以上が、Oracleのスキーマ(SCHEMA)の説明となります。
ぜひ参考にしてみてください。