文字列の数値変換
数値のみの文字列の変換
文字列から数値へ変換するには、TO_NUMBER関数を使用します。
TO_NUMBER(文字列)
それではサンプルを見てみましょう。
文字列”10.1″を、数値に変換するSQLです。
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SELECT TO_NUMBER('10.1') FROM DUAL; |
上記を実行し、抽出された結果がこちらです。
TO_NUMBER(‘10.1’) |
---|
10.1 |
数値型の10.1へ変換されました。
文字列のフォーマットを指定して数値へ変換
引数に文字列のみを指定した場合、カンマや¥が含まれていた場合エラーとなります。
これを回避するためには、第2引数に文字列のフォーマットを指定します。
TO_NUMBER(文字列, フォーマット)
それではサンプルを見てみましょう。
カンマ付き文字列”1,000.1″を、数値に変換するSQLです。
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SELECT TO_NUMBER('1,000.1', '9,999.9') FROM DUAL; |
上記を実行し、抽出された結果がこちらです。
TO_NUMBER(‘1,000.1’, ‘9,999.9’) |
---|
1000.1 |
数値型の1000.1へ変換されました。
これは「変換対象の文字列が整数部4桁かつ3桁ずつのカンマ区切りで、小数点以下第1位までを表していますよ」というのを関数に教えて、数値へ変換できるようにしているイメージです。
以上が、文字列を数値に変換する「TO_NUMBER」の使い方です。
ぜひ参考にしてみてください。