値の切り捨て
小数点以下を丸めて切り捨てる
指定した値の小数点以下を丸めて切り捨てるには、MathクラスのFloorメソッドを使用します。
Math.Floor(数値)
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、Floorの動作をコンソールに出力します。
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Dim d1 As Double = 1.5 Dim d2 As Double = -1.5 Console.WriteLine(Math.Floor(d1)) Console.WriteLine(Math.Floor(d2)) |
上記を実行した結果がこちらです。
実行結果
1
-2
実行結果がコンソールに出力されました。
指定した値が切り捨てられているのがわかります。
なお、マイナス値は0から遠い数値へ切り捨てられます。
小数点以下をそのまま切り捨てる
指定した値の小数点以下をそのまま切り捨てるには、MathクラスのTruncateメソッドを使用します。
Math.Truncate(数値)
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、Truncateの動作をコンソールに出力します。
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Dim d1 As Double = 1.5 Dim d2 As Double = -1.5 Console.WriteLine(Math.Truncate(d1)) Console.WriteLine(Math.Truncate(d2)) |
上記を実行した結果がこちらです。
実行結果
1
-1
実行結果がコンソールに出力されました。
指定した値が切り捨てられているのがわかります。
なお、マイナス値も小数点以下をそのまま切り捨てます。
以上が、小数点以下を丸めて切り捨てるメソッド「Floor」と
小数点以下をそのまま切り捨てるメソッド「Truncate」の使い方です。
ぜひ参考にしてみてください。