ループ処理（回数指定）
指定した回数繰り返す
For文は、終了条件に回数を指定し、指定回数処理を繰り返す際に使用します。
For 初期化処理 To 終了条件
終了条件を満たすまで繰り返し実行する処理
Next
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、Forの動作をコンソールに出力します。
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1 2 3 |
For i As Integer = 1 To 5 Console.WriteLine(i & "回目のループです") Next |
まずInteger型の変数iに1を代入し、1ループごとにiが1ずつ加算され、iが5を超えたらループ処理を終える。という意味になります。
上記を実行した結果がこちらです。
1回目のループです
2回目のループです
3回目のループです
4回目のループです
5回目のループです
実行結果がコンソールに出力されました。
iが1～5の間繰り返し処理が行われたことがわかります。
繰り返し中の制御
ループ処理中に、Continue ForやExit Forを指定することで、ループの中断、終了を行うことができます。
For 初期化処理 To 終了条件
終了条件を満たすまで繰り返し実行する処理;
If 条件式 Then
// 現在のループを中断し次のループへ移る
Continue For
End If
If 条件式 Then
// for文を終了する
Exit For
End If
Next
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、Continue For、Exit Forの動作をコンソールに出力します。
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
For i As Integer = 1 To 5 If i = 2 Then Continue For End If Console.WriteLine(i & "回目のループです") If i = 4 Then Exit For End If Next |
上記を実行した結果がこちらです。
1回目のループです
3回目のループです
4回目のループです
実行結果がコンソールに出力されました。
iが2の場合はContinue Forにより以降の処理が実行されないため出力されておらず、4の場合は出力後のExit ForによりFor文自体が終了したことがわかります。
以上が、指定した回数の繰り返し処理「For ～ Next」の使い方です。
使用頻度が高いので、ぜひ参考にしてみてください。
