制御構文

[VB.NET] 制御構文 複数条件分岐(Select Case)

複数条件分岐

値によって処理を分岐する

複数条件での分岐にはSelect Caseを使用します。
If ~ ElseIf ~ Elseでも可能なのですが、可読性などの面から、条件が3つ以上に分岐した場合はSelect Caseが使用されることが多いです。

Select Case 変数
  Case 値1
    値1の場合に行う処理
  Case 値2
    値2の場合に行う処理
  Case 値3
    値3の場合に行う処理

  ’ 必要な分岐分Caseステートメントを記述

  Case Else
    いずれのケースにも該当しなかった場合の処理
End Select

それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、Select Caseの動作をコンソールに出力します。

上記を実行した結果がこちらです。

実行結果

aの値は2です
bの値は3です
cの値は不明です

実行結果がコンソールに出力されました。
指定した変数の値に応じて、該当したケースの処理が実行されているのがわかります。

以下のように記述することで、OR条件も実現することが可能です。

Select Case 変数
  Case 値1, 値2
    値1または値2の場合に行う処理
  Case Else
    いずれのケースにも該当しなかった場合の処理
End Select

 
 
以上が、複数条件の分岐を行う「Select Case」の使い方です。
使用頻度が高いので、ぜひ参考にしてみてください。