今回は、VB.NETで文字列を全角から半角、半角から全角へと変換する方法についてご紹介します。
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使用するメソッド
文字列の全角半角変換には、StrConvメソッドを使用します。
なお、StrConvメソッドで変換できるのは、カタカナや数字、記号等となっており、ひらがなや漢字、一部の記号等は変換できない点に注意してください。
全角から半角へ変換
文字列を全角から半角へと変換するには、StrConvメソッドの第2引数に「VbStrConv.Narrow」を指定します。
StrConv(変換元文字列, VbStrConv.Narrow)
サンプル
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、文字列を全角から半角へと変換した結果をコンソールに出力します。
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Dim TestStr As String TestStr = "あ亜ア!3" Console.WriteLine(StrConv(TestStr, VbStrConv.Narrow)) |
実行結果
上記を実行し、コンソールに表示された結果がこちらです。
実行結果
あ亜ア!3
ひらがな、漢字は変換されていませんが、それ以外は半角になっているのがわかります。
半角から全角へ変換
文字列を半角から全角へと変換するには、StrConvメソッドの第2引数に「VbStrConv.Wide」を指定します。
StrConv(変換元文字列, VbStrConv.Wide)
サンプル
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、文字列を半角から全角へと変換した結果をコンソールに出力します。
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Dim TestStr As String TestStr = "ア!3" Console.WriteLine(StrConv(TestStr, VbStrConv.Wide)) |
実行結果
上記を実行し、コンソールに表示された結果がこちらです。
実行結果
ア!3
全角に変換されているのがわかります。
最後に
VB.NETで『文字列を全角から半角、半角から全角へと変換する方法』についてのご紹介は以上です。
どなたかのお役に立てていれば幸いです。
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