制御構文

[VB.NET] 制御構文 条件を満たす間繰り返す(While, Do While~Loop)

ループ処理(条件指定)

条件を満たす間繰り返す

While文、Do While文は、終了条件を満たしている間繰り返し処理を行う場合に使用します。

一般的な条件指定の繰り返し処理を行えれば問題ない場合は、While文を使用するのをおすすめします。

While 条件
  条件を満たしている間繰り返す処理
End While

Do While 条件
  条件を満たしている間繰り返す処理
Loop

それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、While、Do Whileの動作をコンソールに出力します。

上記を実行した結果がこちらです。

実行結果

a = 1
a = 2
a = 3
a = 4
a = 5
b = 1
b = 2
b = 3
b = 4
b = 5

実行結果がコンソールに出力されました。
a、bそれぞれで6未満の間処理を繰り返しており、どちらも同様の処理が行われたことがわかります。

 

最低1回は実行する繰り返し

do ~ Loop while文を使用することで、条件を満たしていなくても必ず1度はwhile文の処理を実行することができます。
While文とDo While文の違いはここにあります。
先に紹介したWhile文では、後判定を行うことはできません。

Do
  条件を満たしている間繰り返す処理
Loop While 条件

それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、Do ~ Loop Whileの動作をコンソールに出力します。

上記を実行した結果がこちらです。

実行結果

10

実行結果がコンソールに出力されました。
繰り返し処理に入った時点で、aの値は条件を満たしていませんが、1度実行されているのがわかります。
 
 
以上が、指定した条件を満たしている間繰り返し処理を行う「While, Do While ~ Loop」の使い方です。
ぜひ参考にしてみてください。