ループ処理(条件指定)
条件を満たす間繰り返す
While文、Do While文は、終了条件を満たしている間繰り返し処理を行う場合に使用します。
一般的な条件指定の繰り返し処理を行えれば問題ない場合は、While文を使用するのをおすすめします。
While 条件
条件を満たしている間繰り返す処理
End While
Do While 条件
条件を満たしている間繰り返す処理
Loop
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、While、Do Whileの動作をコンソールに出力します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
Dim a As Integer = 1 Dim b As Integer = 1 While a < 6 Console.WriteLine("a = " & a) a += 1 End While Do While b < 6 Console.WriteLine("b = " & b) b += 1 Loop |
上記を実行した結果がこちらです。
a = 1
a = 2
a = 3
a = 4
a = 5
b = 1
b = 2
b = 3
b = 4
b = 5
実行結果がコンソールに出力されました。
a、bそれぞれで6未満の間処理を繰り返しており、どちらも同様の処理が行われたことがわかります。
最低1回は実行する繰り返し
do ~ Loop while文を使用することで、条件を満たしていなくても必ず1度はwhile文の処理を実行することができます。
While文とDo While文の違いはここにあります。
先に紹介したWhile文では、後判定を行うことはできません。
Do
条件を満たしている間繰り返す処理
Loop While 条件
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、Do ~ Loop Whileの動作をコンソールに出力します。
1 2 3 4 5 6 |
Dim a As Integer = 10 Do Console.WriteLine(a) a += 1 Loop While a < 6 |
上記を実行した結果がこちらです。
10
実行結果がコンソールに出力されました。
繰り返し処理に入った時点で、aの値は条件を満たしていませんが、1度実行されているのがわかります。
以上が、指定した条件を満たしている間繰り返し処理を行う「While, Do While ~ Loop」の使い方です。
ぜひ参考にしてみてください。