条件分岐(基本)
条件が一致した場合の処理のみ指定する
C#ではシンプルな条件分岐にifを使います。(多言語でもだいたいそうですが・・・)
まずは、指定した条件に一致した場合に指定した処理を行う、一番シンプルなパターンです。
if (条件式)
{
条件に一致した場合に行う処理;
}
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、ifの動作をコンソールに出力します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 |
int a = 2; int b = 3; // aに対する判定 if (a >= 3) { Console.WriteLine("aは3以上です"); } // bに対する判定 if (b >= 3) { Console.WriteLine("bは3以上です"); } |
上記を実行した結果がこちらです。
bは3以上です
実行結果がコンソールに出力されました。
格納されている値が3以上であるbのメッセージのみが出力されているのがわかります。
条件に一致しなかった場合の処理も指定する
指定した条件に一致しなかった場合を指定するには、ifとセットでelseを使用します。
if (条件式)
{
条件に一致した場合に行う処理;
}
else
{
条件に一致しなかった場合に行う処理;
}
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、if ~ elseの動作をコンソールに出力します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 |
int a = 2; int b = 3; // aに対する判定 if (a >= 3) { Console.WriteLine("aは3以上です"); } else { Console.WriteLine("aは3未満です"); } // bに対する判定 if (b >= 3) { Console.WriteLine("bは3以上です"); } else { Console.WriteLine("bは3未満です"); } |
上記を実行した結果がこちらです。
aは3未満です
bは3以上です
実行結果がコンソールに出力されました。
条件式でFalseとなったaの結果も出力されているのがわかります。
条件を複数指定する
条件を複数指定するには、else ifを使用します。
if (条件式1)
{
条件1に一致した場合に行う処理;
}
else if (条件式2)
{
条件2に一致した場合に行う処理;
}
else
{
いずれの条件にも一致しなかった場合に行う処理;
}
それではサンプルを見てみましょう。
Console.WriteLineを使って、if ~ elseif ~ elseの動作をコンソールに出力します。
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int a = 2; int b = 3; int c = 4; // aに対する判定 IF (a > 3) { Console.WriteLine("aは3より大きいです"); } else if (a == 3) { Console.WriteLine("aは3です"); } else { Console.WriteLine("aは3未満です"); } // bに対する判定 IF (b > 3) { Console.WriteLine("bは3より大きいです"); } else if (b == 3) { Console.WriteLine("bは3です"); } else { Console.WriteLine("bは3未満です"); } // cに対する判定 IF (c > 3) { Console.WriteLine("cは3より大きいです"); } else if (c == 3) { Console.WriteLine("cは3です"); } else { Console.WriteLine("cは3未満です"); } |
上記を実行した結果がこちらです。
aは3未満です
bは3です
cは3より大きいです
実行結果がコンソールに出力されました。
それぞれの条件に一致した場合といずれにも一致しなかった場合の結果が出力されているのがわかります。
以上が、C#での条件分岐の基本、if ~ elseif ~ elseの使い方です。
使用頻度が高いので、ぜひ参考にしてみてください。