スクロールロック
原因
通常Excelでは、矢印キーを押すことでアクティブカーソルの位置を移動することができます。
しかし、矢印キーを押しても画面自体がスクロールしてしまい、カーソル移動ができなくなってしまう事が稀にあります。
一番多い原因は、無意識のうちにキーボードの「ScrollLock」キーを押してしまっているパターンです。
この状態を「スクロールロック」といい、スクロールロックであるかの確認は、Excelの左下に以下画像のように「ScrollLock」という表示があるかどうかで判断できます。
対処
では、スクロールロックを解除方法をご紹介します。
それはズバリ、「キーボードのScrollLockキーを再度押す」です。
すごくシンプルですが、キーボードにScrollLockキーがある場合は、これが最も簡単な解除方法となります。
なお、「ScrollLock」キーとは以下のようなキーです。
キーボードによって配置も異なり「SckLk」と表記されていたり様々です。
また、ScrollLockキーを押しても解除されない場合、「Fn」キーを押しながらScrollLockキーを押すことで解除できる場合があります。
ノートパソコンの場合はこのパターンのキーボードが結構あります。
それでも解決されない場合は･･･
稀に、キーボードにScrollLockキーが無いのにスクロールロック状態になってしまう場合があります。
その場合は、以下の手順で解決することができます。
１．スタートメニューを開く
ウィンドウズのマークをクリックまたは、ウィンドウズキーを押してスタートメニューを開きます。
２．スクリーンキーボードの起動
検索ボックスに「スクリーンキーボード」と入力し、Enterキーを押します。
３．スクロールロックの解除
スクリーンキーボードが起動するため、以下画像のように青くなっている「ScrLk」キーをクリックします。
なお、スクリーンキーボードの青いキーは現在入力中のキーまたは、有効になっているキーを表しています。
これで、キーボードにScrollLockキーが無い場合でも、スクロールロックを解除することが可能です。
以上が、矢印キーで画面がスクロールしてしまう時の対処法です。