データの更新
全ての行を更新する
SET句の後に更新したい列名と値を記述します。
UPDATE テーブル名 SET (列1 = 値1, 列2 = 値2, 列3 = 値3 ・・・ );
それではサンプルを見てみましょう。
以下のようなitemテーブルがあります。
id | name | price | comment |
---|---|---|---|
1 | りんご | 100 | ジューシー |
2 | レモン | 150 | null |
全行に対しデータを更新するためのSQLです。
1 |
UPDATE item SET (price = 50, comment = '在庫なし'); |
上記を実行した結果がこちらです。
id | name | price | comment |
---|---|---|---|
1 | りんご | 50 | 在庫なし |
2 | レモン | 50 | 在庫なし |
指定した行を更新する
WHERE句を使用し、更新する行を指定することもできます。
UPDATE テーブル名 SET (列1 = 値1, 列2 = 値2, 列3 = 値3 ・・・ )
WHERE 列1 = 条件1;
それではサンプルを見てみましょう。
以下のようなitemテーブルがあります。
id | name | price | comment |
---|---|---|---|
1 | りんご | 100 | ジューシー |
2 | レモン | 150 | null |
nameが”レモン”である行の、priceを”50″、commentを”在庫わずか” と更新するためのSQLです。
1 2 |
UPDATE item SET (price = 50, comment = '在庫わずか') WHERE name = 'レモン'; |
上記を実行した結果がこちらです。
id | name | price | comment |
---|---|---|---|
1 | りんご | 100 | ジューシー |
2 | レモン | 50 | 在庫わずか |
レモン行の値のみが更新されていることがわかります。
今回ご紹介した2つのパターンは、どちらも実務上の使用頻度が高いのでぜひ参考にしてみてください。